岩波少年文庫 あなたは、どんな作品を読まれましたか?

 先日、あるSNSに載せた日記です。
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昨年の10月、岩波少年文庫創刊60年記念リクエスト復刊の際、数冊買い求めました。
そのうち、昔読んだものは、「ニーベルンゲンの宝」と「バラとゆびわ」です。
子ども時代、岩波少年文庫には、ずいぶんお世話になりました。
アーサー王」や「床下の小人たち」のシリーズ、「魔法のベッド」シリーズなど、たくさん読みました。
そういう方も多いのではないかな?と思います。
皆さんは、どんな作品を読まれましたか?
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この日記に、三人の方からコメントが寄せられました。
著作権の問題もありますので、その方たちからのコメントは省略して、私の返事だけ書きます。
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辻邦夫が、水村美苗さんとの往復書簡の中で、子ども時代の読書を、「祝祭」と、書いていたような記憶があります。
本当に、そうだな、と思います。
育ち盛りなのに、母から
「ご飯ですよ〜」と呼ばれても、気が付かないくらい、本の世界に浸りきっていました。
幸せな時代でした。
岩波少年文庫は、〇〇さんの言われるとおり、優れた作品、つまり、どっぷりと本の世界に浸ることのできる作品が多かったように思います。
「トム・ソーヤ」や「宝島」、「ファーブル」私も読みましたよ。
本当に面白かったです。
〇〇〇さんの言われるように、岩波少年文庫で読んだかどうか分からないものもあります。
学校の図書館で読んだものが多かったので、家になく、確かめられません。
〇〇〇〇さんと同じく、ケストナーは、本当に面白かったです。
ふたりのロッテ」も、よかったですが、私は、まず「エミールと探偵たち」から入りました。
点子ちゃんとアントン」も、それから、一番熱中して読んだのは、「飛ぶ教室」でした。
だんだん年を重ねてくると、子ども時代に読んだ本をもう一度読みたくなるように思います。
岩波少年文庫を読み返すのは、大人の「祝祭」でしょうか?
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追記:
〇〇さん
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いまどき、こんなに幸福で美しい内容の本があるでしょうか?
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おっしゃる通りです。
大人になった今、読むと、悲しいくらい幸福で美しい内容の本ばかりだと思います。