関西訪問の報告 1 「煙が目にしみる」の作者の方と会う 

ご報告が遅くなってしまいましたが、11月に、関西へ旅行しました。
エッセイ「煙が目にしみる」の作者、久保田照子さんとお会いするのと、小学生時代に住んでいた西宮(香櫨園)に行って、幼馴染と再会するという二つの目的がありました。(「煙が目にしみる」については、このブログの8月15日付けの日記、「煙が目にしみる」 終戦記念日に をご参照ください。)
久保田さんとは、久保田さんのおなじみの料理店でお会いすることになりました。間に立ってくださった久保田さんのご友人、橋本典子さんが、私が滞在していた新大阪の駅までお迎えに来てくださり、料理店のある鶴橋駅まで連れて行ってくださいました。
久保田さんがいらっしゃるまで、少し待ちましたが、一般のご家庭の料理店です。気さくな雰囲気で、ママさんの手作りでしょう、いろいろなかわいいものや、綺麗なものが飾ってありました。
久保田さんとお会いしましたが、一瞬、あれ?というお顔をなさったように思いました。
HPの私の写真は、数年前のものですし、本当のことを言いますと、少し修正してもらったのです。
久保田さんは、物静かな方で、ママさんが、同室のほかのお客様たちとお話しなさるのを聴いていましたが、なかなか愉快なお話でした。
お客様たちは、みな熟年の女性たちです。
橋本さんのご提案で、久保田さんの前で朗読することになっていました。お店の録音機を借りて、プラターズの音楽も流せます。
同室のお客様も、ママさんも、聴きたいと言ってくださいましたので、朗読しました。
いつも通りに読めたので、ほっとしました。
ママさんもお客さんたちからも、好評でした。
久保田さんは、同人誌「ふだん着」の最新号(久保田さんの文章が載っています)や、素敵な風呂敷、それに、お手作りの花模様の絵柄のある手帳などをプレゼントしてくださいました。
久保田さんとは、ここでお別れしました。橋本さんが、このあとどこか行きたいところがありますか?と訊いてくださったので、新世界と通天閣に行きたいと答えますと、タクシーを拾って、案内してくださいました。
願いをかなえてくれるという通天閣の守り神(?)ビリケンさんの足の裏に、しっかり触ってきました。
ビリケンさんのそばで、橋本さんと、記念撮影しました。
家族へのお土産に、望みがかなうというビリケンさんの像のついたストラップを買いました。
今回のことをセッティングしてくださった橋本さんに感謝です。
久保田さんは、お疲れが出なかったでしょうか?
そうそう忘れていましたが、このお店のお料理は、とても美味しかったです。
ママさんの手作りの家庭料理で、いつも手の込んだものを拵えない私は、満足しました。
同席したお客さんたちも温かい方々でした。