ハーフ&ハーフで行きます!

お酒は、あまりたしなみませんので、もし違っていたらごめんなさい。
黒ビールと、そうではないビールと半々に混ぜたものを「ハーフ&ハーフ」というらしいですね。

朗読をしていますと、時々「難しくて分からない」とか、反対に「分かりやすくてよかった」とか言われる方があります。

昨年、国木田独歩の「武蔵野」の一節を読んだ時も、「難しくて・・・」とおっしゃる方が多いようで、これから、こういったものは読んで行けないかな?と悩みました。

でも、その後「素敵でしたよ!」と言ってくださる方が現れましたし、「独歩の愛読者なんです。よかったです」とおっしゃる方もありました。

聴き手の方の好みを考えるのは当然ですが、あまり、そればかり考えていたら、いいお話を読めないまま、あの世へ行ってしまうのではないでしょうか?

私は、分かりやすくて面白いものも、聴き手を選ぶものも、両方読めます。

あとどのくらい朗読を続けていけるのか・・・
なにかあったら、体のどこかが悪くなったら、もう続けられなくなります。

ほんとにこれからは、硬軟両方読んで行きます。
ハーフ&ハーフです。