少年探偵団

昨日(7月28日)は、江戸川乱歩の命日だったそうです。
1965年(昭和40年)、70才で亡くなっています。
もうずいぶん前に亡くなった私のおじは、若い頃、乱歩と同僚だったそうです。
乱歩の本名は 平井太郎 職場は 鳥羽造船所電気部 だったとのこと。
おじを訪ねていくと、時々、乱歩の思い出を話してくれました。
乱歩は、よく仕事をさぼって、寮だか下宿だか分かりませんが、押し入れにこもっていたそうです。
おそらく書き物をしていたのでしょう。
時代がよかったのか、首にはならなかったみたいです。
乱歩は、そこに数年いました。
我が家の近くのグループホームに、時々、朗読ボランティアで行きますが、ある時、少年探偵団を読んだことがあります。
朗読の合間に、乱歩とおじのエピソードを話したり、池袋で公開されている乱歩の旧邸を訪れた話などをすると、入居者の方たちは、とても喜ばれました。
そして、「少年探偵団の歌」のはじめの方をちょっと口ずさみますと、皆さん一斉に声を合わせて大合唱です。
幸せそうに、うれしそうに歌われます。
感動してしまいました。
「少年探偵団」が、ラジオドラマやTVドラマ、そして映画となって、どんなに子供たちに愛されたかということを、しみじみ感じました。
「少年探偵団」の本は、今でも読まれているようです。
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この話題は、もう何度もお読みいただいてますが、乱歩の命日にちなみ、再び書いてみました。