グループホームでの絵本の読み聞かせ

8月23日(水)に、日生GH小金井で、絵本の読み聞かせの教室をしました。
原則として、毎月一回,朗読の授業という形で訪問しています。
この日、取り上げたのは、

「せんたくかあちゃん」 さとうわきこ 作・絵

「だいじょうぶ だいじょうぶ」 いとうひろし 作・絵

「ウィリーとともだち」 アンソニー・ブラウン さく
            あきの しょういちろう やく

の三冊です。

「せんたくかあちゃん」は、ほんとに皆様楽しまれました。
生徒さんのうちのお一人で、小学校の先生だった方は、大きな声で、アドリブも交えて、読んでくださいました。
スタッフの若い男性も、大喜びで読まれました。
途中でお二人に注意したいところもありましたが、やめました。
皆さんが、あまり楽しんでいらっしゃるので・・・

二冊目の「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、私の十八番の一つです。
読み終わったあと、ほっと溜息をつかれる方や、涙を浮かべる方もありました。

三冊目の「ウィリーとともだち」は、一人ぼっちのお猿のウィリーに友達ができるまでのお話です。
読む前に「人間は誰でも、孤独でさびしいと思います。私もそうです。この絵本を初めて読んだとき、自分のことが書いてあるのかと思いました」とお話したところ、一瞬、目を見開いて、私の顔をごらんになった方がありました。

この日は、和気あいあいのうちに授業が終わりました。

生徒さんや、スタッフの方の要望で、次回は、藤沢周平を読むことになりました。
「雪間草」がいいかなと思っています。

私は、すぐ難しく考えてしまいますが、皆さんの笑顔を見ていて、楽しいのが一番だと思いました。