どんな大学だって・・・

 先ほど、私の母校の某女子大から電話がありました。
7月4日に行われる、4年生大学創業50周年記念式典の実行事務局の担当の方からです。
 式典は、キャンセルされるので、参加を申し込んでいた方々に連絡しているということでした。
私も、同窓会報に同封されていた申し込み葉書で参加希望をした一人でした。
 キャンセルの理由を訊きますと、今、報道されているある事件の被疑者が、母校の卒業生だからなのだそうです。
なるほど、と納得がいきました。
式典を決行すると、マスコミの取材などで、当日、混乱がおきる可能性があるかもしれません。
私は思わず、いいました。
「創業から50年も経っていますし、どんな大学だって、卒業生の中には悪い人がいますよ。時が経てば忘れられます。がんばってください。」そして続けました。
「数年前からなにかと母校に行く機会が増えました。齢を重ねると、母校の存在がありがたくなります。第2の故郷みたいに思えます。ますますのご発展を祈ります。」
事務局の方は、丁寧にお礼をいわれました。
大勢の卒業生から、同じような励ましのことばがあるだろうと思います。