体育大学卒の知人・友人たち

私には、体育大学卒の知人・友人が3人います。
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○一番目は、80才くらいの女性です。
体育大学を卒業されたあと、航空機パイロットだったご主人に見染められて結婚。二人のお子さんが生まれました。
でも、お子さんたちが、まだごく幼いころ、ご主人は飛行機事故で亡くなられました。
お子さんを抱えて、彼女は奮闘します。美容院経営がうまくいき、今は、豊かな生活をしていらっしゃいます。
80過ぎた方で、体育大学卒というのは、珍しいのでは?と思います。
朗読ボランティアのグループでご一緒させていただいてます。
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○次は、イギリスの女性ミステリ作家、ジョセフィン・テイ。
1896年生まれで、亡くなったのが1952年です。
面識はありません。
スコットランド生まれで、バーミンガムの体育大学に進み、体育教師を経たのち、作家になったそうです。
リチャード三世を取り上げた「時の娘」が、とくに有名ですが、ほかの作品も面白いです。
「ろうそくのために1シリングを」は、ヒッチコックにより、映画化されたそうです。
「裁かれる花園」も素敵。
全寮制の女子体育短期大学が舞台で、いろいろな個性を持った女子学生たちが登場します。
語り手は、若き、女性ベストセラー作家です。
学生たちや、みんなの会話も楽しめます。
テイの経験が生きているのでしょう。
ほかに「魔性の馬」も、とても面白かったです。
フランチャイズ事件」や「美の秘密」も読んでみたいものです。
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○次は、私の若い友人
体育大学を出たあと、音楽大学に再度入学し、ジャズ歌手を経て、二期会のオペラ歌手となりました。
彼女は、同居していたおばあさまに、厳しくしつけられて、それが、今の仕事にとても役立っているといいます。
甘ちゃんの私は、彼女から、時たまですが、びしっといわれることがあります。
彼女は、いい友達です。
私が大変つらかった時期に、とてもよく支えてくれました。
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体育大学を出た人は、体力・気力ともに優れている方が多いのでしょうか?
また、豊かな才能を持った方も多いように思います。