春一番が吹いた日に

昨日、春一番が吹きました。
それとは、あまり関係がないのですが・・・

武蔵野市デイケア施設に、朗読ボランティアで行ってきました。
私が所属している小金井市の朗読ボランティアグループの方たちとご一緒です。
こじんまりとした施設ですが、お客様は、満員、全員女性です。
朗読グループの方は、二人、お一人は、超ベテランですし、もうお一人は、プロの声優さんです。
お二人は、田辺聖子の小説と、斉藤隆介のお話を読まれました。
迫真の朗読でした。
私は、熊井明子さんのエッセイ集「私の部屋のポプリ」より、短いエッセイを四つ読みました。
その一つ「少年の日に別れを告げて」を読む前に、皆様に映画「小鹿物語」
をご覧になった方ありますか?ときいたところ、何人もの方が手を挙げてくださいました。
このエッセイは、その映画の原作について書いてあるのです。

シーンとして聴き入ってくださる聴き手の方たちと、良い仲間とに恵まれ、
いい朗読ができて、いい一日でした。
春一番に吹き飛ばされそうになりながら、行きも帰りも、長い道のりを歩きました。