「稲むらの火」と中井常蔵さんの思い出  その後

中井智一(中井常蔵さんのお孫さんです)さま

 私は朗読講師の佐藤啓子と申します。
私はHPを持っておりまして、そのトップページで私の朗読を聴けるようにしてあります。
先日、更新したばかりで、自作のエッセイを読んでおります。
題は 「「稲むらの火」と中井常蔵さんの思い出」 です。この作品には、おじい様の常蔵さんとお父様が登場されます。
稲むらの火」は、私が初めて朗読発表会で読んだ作品です。また、朗読の仕事をするようになったきっかけの作品とも言えると思います。常蔵さんのご遺族に聴いて(読んで)いただけないものか、と思い、連絡いたしました。お聴きいただけるとうれしいのですが。

HPのアドレスは http://www2.ttcn.ne.jp/keiko.roudoku/

私の名前 佐藤啓子 でも検索できます。Yahooの場合、上から8番目に出てくる「朗読講師の keiko のスクラップ・ブック」です。
エッセイは、HPのトップページにあります「エッセイ・日々の思い」第49回で読んでいただくこともできます。どうか、よろしくお願いいたします。
                      (2014年10月24日)

佐藤さま

朗読を聴かせていただきました。感動しました。
祖父、常蔵が亡くなって18年。「稲むらの火」のホームページは、酒蔵業「菊正宗」の社長、嘉納さんが私費で作られました。嘉納社長は、「稲むらの火」の主人公、浜口梧陵の親戚筋にあたります。本家はヤマサ醤油の社長です。
嘉納社長は、常蔵の生前に交流があり、常蔵の私設秘書と冗談で名乗って頂いていました。その後、常蔵が国から表彰されたパーティーで、嘉納さんへの遺言として、もう一度、教科書に掲載されるように取り組んでほしい。防災に役立ててほしいとお願いしました。
嘉納社長はその遺志を引き継ぎ、活動されました。そんな甲斐があってか、くしくも東日本大震災があった2011年4月から教科書に復活しました。光村図書出版の国語5年「百年後のふるさとを守る」。そして嘉納社長の縁で、小泉八雲のひ孫、凡さんとも交流させていただいています。
佐藤さんの朗読を聴かせていただき、大変懐かしい思いを蘇らせていただきました。ありがとうございます。       (2014年10月24日)

稲むらの火研究会 中井智一  稲むらの火webサイト http://www.inamuranohi.jp/