ふろふき大根の夕べ
朗読教室を運営していた間、とても多くのテキストを取り上げました。
その中でも、メルヘン作家の安房直子さんの作品が、人気がありました。
とくに、寒い時期に取り上げた「ふろふき大根のゆうべ」というお話は、どの教室でも歓迎されました。
イノシシの4人組が、寒い、雪の降ってきそうな日に、ふろふき大根のおなべの会をもよおし、山の食堂のおやじさんが、招待されます。
東西南北から、風のようにやってくるイノシシたち。
ふろふき大根の温かい湯気と〆の不思議なお餅で、お腹も心もぽかぽかと温まって、みんな雪の中を帰っていきます。
安房さんのお話しの良さで、生徒さんも私も、みな、ぽかぽかと温まって、このテキストは、のちのちまでの語り草になりました。
まだ、イノシシも、憎まれ役になる前でした。
安房さんのお話には、ほかにもいいものがたくさんあります。
「遠い野ばらの村」は、家の近くのグループホームで、生徒さんたちと一緒に読みました。
これも温かいお話で、好評でした。
焼き林檎
美味しいものが大好きな友人のブログを覗きましたら、彼女は、焼き林檎を食べたそうです。
代官山の洒落た喫茶店らしいです。
リンゴの中には、おいしそうなクリームがどっさり入ってました。
子どものころ食べた焼き林檎を思い出します。
母がこしらえてくれたのは、リンゴの中にバターが入れてありました。
スプーンをリンゴの中に突っ込んで、すくって食べると、
バターとリンゴの風味がじゅわ~っと口の中で広がって・・・
数年前、詩吟の発表会でのナレーションを頼まれて、そのリハーサルに下北沢に行きました。
お稽古の帰りに、みんなで喫茶店に入り、さて、なににしようか?とメニューを見ましたら・・・
「わ~懐かしい!焼き林檎」私は思わず叫んでいました。
「じゃあ、私も焼き林檎!」「僕も!」
お年寄りの方たちとご一緒に、みんなで焼き林檎を食べました。
セットのお紅茶はアップルティーにしました。
林檎のお菓子に、林檎の香りのお茶もいいものですね。
茶碗むし
先日から、お腹が痛くて・・・
お医者様は、腸が動いている証拠なので、大丈夫、とおっしゃいますし、痛み止めのお薬もくださいますが、数日間、ほとんどなにも飲めませんでした。
やっと少し落ち着いたので、好きな時代小説を読んでましたら、お料理屋さんのシーンで「茶碗むし」が出てきました。
とたんにひらめきました。
これなら大丈夫!
さっそく義妹に頼み込んで、こしらえてもらいました。
具をなにも入れない、卵とお出し汁だけのゆるめの茶碗むしです。
あ~美味しい!
久しぶりに口にした食べ物らしい食べ物でした。
ベアちゃんたち生きてるでしょ?
昨日の夕方、熊井明子さんからお電話がかかってきました。
ビックリしました。
熊井さん
「ご本を読んで共感するところが多くて・・・
もっと早く知り合っていれば、おつきあいできたのに・」
泣いてしまいそうなことをおっしゃいます。
私
「送っていただいた猫のご本いいですね。猫のかわいらしさが肌でわかるというか・・・」
「あなたは猫はお好き?」
「いえ、私は猫は・・・」
「あなたはベアちゃんね」
「はい」
「ベアちゃんたち、もう生きてるでしょ?!」
「はい、生きてます!」
あ~私たち、ほんとに、もっと早く出逢っていたら・・・
好色な王様?
以前は、いったん眠りに落ちると、4~5時間は目が覚めなかったんですが、
長く寝付くようになってからは、2、3時間おきに目が覚めます。
そして、どうも落ち着かなくなると、隣に寝ているベア君とメロディちゃんを見に行ったりします。
側室のベッドを覗きに行く王様みたいかしら?
二人のお布団を剥がすと、顔の大きい割には、小さい体・・・可愛い~!
いとしくてたまらなくなります。
小さいものを可愛いと思うのは、人間(生き物)の本能でしょうか?
新年の贈り物
大阪と東京の友人が贈ってくれました。
京都の干支の匂い袋と、和のカードです。
偶然ですが、両方合わせると、お正月ムードピッタリ。
いい香りに包まれて幸せ~
ありがとう♥♥♥♥
写真は、下記をご覧ください。朗読家佐藤啓子のHPです。
http://www2.ttcn.ne.jp/keiko.roudoku/